2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

KAL007事故後の作業(2)

KAL007事故後の作業(その2) ソ連側から出動した救助隊ヘリコプターと同機種Mi-8 1991年ソ連新聞イズベスチア調査取材によるオブザーバー(観察者)の話で、「事故現場の天候はほとんど晴れ、くっきりした空、青色の緑色の水域、嵐なしの秋だった」とある。…

KAL007事故後の作業(1)

KAL007事故後の作業(その1) サハリン西側モネロン島北方26kmの海上でKAL007が大爆発した夜明け前のJST3時45分ごろ、その付近の海上にいた一隻のボートが走り出した。ボーイングの低空飛行とその海上爆発を目撃していたひとりのロシア人男性だった。爆発を…

KAL007完全に破壊された理由

KAL007完全に破壊された理由 MONERON ISLAND MAP:KAL007 explosion spot 46"27N, 141-13E, present spot 141-20E,46"35N KAL007の機体は、モネロン島北方約24kmの海底から引き上げられ、ほぼ完全な状態で海面に浮かばせたられた。それを韓国・米国・日本を…

落下した乗員乗客KAL007

落下した乗員乗客KAL007 UTC:1983.8.31.18:00 JST:1983.9.1.3:00 Himawari2 1983年9月1日は、タタール海モネロン島北側上空に周りより厚い雲が約50kmの幅でシベリアから北海道北側(北東から南西)へ流れていた。モネロン島北側上空の雲は、4,000mから500m。…

1983年8月31日の気象状況

1983年8月31日の気象状況 <静止衛星Himawari2/GMS-2による画像> UTC1983.08.31.12:00 JST1983.08.31.21:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.08.31.16:00 JST1983.09.01.00:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.08.31.19:00 JST1983.09.01.03:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.8…

海の底のKAL007残骸と乗客

海の底のKAL007残骸と乗客 KAL007が爆発した1983年9月1日、6隻のソ連海軍艦艇と1日平均32隻のソ連船が事故現場領海付近に出動していた。ソ連以外の国々の船からは、KAL007の事故の規模と状態が解らず、様々な未確認情報が流された。9月3日ごろまで、事故原因…

アナトリ・コルヌコフ極東司令官

アナトリ・コルヌコフ極東司令官 ソ連防空軍側で公表した文書(1993年ICAO報告書)によると、Su-15TMのミサイルが命中した後、GMT世界標準時間18時28分(日本時間3時28分)、その標的KAL007は北へ向かった。標的は、8分後5000mまで降下し、モネロン島上空で2回…

KAL007の爆発と千鳥丸船員

KAL007の爆発と千鳥丸船員 夜明け前にモネロン島北27km〜30km、サハリン西沿岸から約50km沖で操業していたイカ釣船第58千鳥丸(Chidori-maru)は、けたたましい音をたてながら頭をかすめるほど低空飛行だったボーイング機が、モネロン島(海馬島)北側沖(北緯…

「KAL007事故原因」←2014/02/10

KAL007事故原因>ENGLISH 1983年8月31日、アンカレッジ空港は夕方から夜にかけて曇り。アンカレッジの過去のお天気データーでは、だいたい曇り。 JST:1983.9.1.3時10分00秒 観測地点北海道-青森:半月,下弦の月,月齢22.952,輝面比46.936% UTC1983.08.31.16:00…

KAL007事件で残された公訴問題

KAL007事件で残された公訴問題 KAL007の事件で信憑性のある言葉は、第58千鳥丸(Chidori-maru)船員の目撃とゲンナジー・オシポビッチ(Gennadie Osipovich)防空軍少佐のいくつかの解説のみで、被害者親族による損害賠償請求権と生命補償に関する問題が残さ…

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐(2)

Boeing747 The descent after the rise of 43 seconds, the flying distance:10km per 60 seconds with 600km/h 領空侵犯の証拠問題 領空侵犯時に、国際的に共通している無線周波数で警告を発しなかったと言う大韓航空機側と、ソ連防空軍パイロットが言って…

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐(1)

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐 「1983年、アメリカ人は我々の領域内での調査回数を増やしました。極東ソ連防空軍は、それに反応する事を強いられました。特にRC-135を憎みました。RC-135は国境沿いに飛び、レーダー信号を集めたり、地上ステーションの…

モネロン島北30km漁火の灯り

モネロン島北30km漁火の灯り 10km沖の漁火 2009.8.12.19:45/青白い漁火は4〜5人乗り10t前後のイカ釣り船。黄色い漁火は、10km離れると蛍の光程度で1〜2人用。この日は、唐桑沖で21隻中3隻が約5倍明るい高輝度ライトを使用していた。 夏のイカ釣船は少なく、…