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会話内容と機内放送 |
03:00:00 |
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コクピットドアの開く音 |
03:00:08 |
Kim |
「下げましょう」 |
03:00:11 |
添乗員 |
「機長、食事はどうですか?」 |
03:00:13 |
Chun |
「何?」 |
03:00:15 |
Chun |
「食事? もう食事の時間か?」 |
03:00:18 |
Anaunce |
皆さんおはようございます。あと3時間ほどでソウルのキンポ国際航空へ到着します。現在3時。着陸前にお食事とお飲み物をサービス致します。この度はご搭乗ありがとうございました。 |
03:00:26 |
添乗員 |
「今食べたいですか?」 |
03:00:29 |
Chun |
「あとで食べよう」 |
03:00:18 |
Anaunce |
皆さんおはようございます。あと3時間ほどでソウルのキンポ国際航空へ到着します。現在3時。着陸前にお食事とお飲み物をサービス致します。この度はご搭乗ありがとうございました。 |
03:00:38 |
Chun |
「そうか。何度も言うと嘘になる」 |
03:00:41 |
Chun |
「良い事を何回も言いうと、悪くなるんじゃないか?」 |
03:00:57 |
Anaunnce |
皆さんおはようございます。あと3時間ほどでソウルのキンポ国際航空へ到着します。現在3時。着陸前にお食事とお飲み物をサービス致します。この度はご搭乗ありがとうございました。日本語の後、英語で放送される。 |
03:01:03 |
Kim |
「人はこのように生きなければなりません」 |
03:01:08 |
F/D |
コクピットドアを閉じる音 |
03:01:56 |
Son |
「まだ暗いのは何故ですか?」 |
03:01:59 |
Chun |
「まだまだ道は長い」 |
03:02:02 |
Son |
「日の出の時間はまだですか?」 |
03:02:39 |
Chun |
「やりわったら調べろよ」 |
03:02:45 |
Chun |
「誰が書いたんだ。私は書きたくない」 |
03:02:47 |
Son |
「ひとりでですか?」 |
03:02:50 |
Son |
「書いてください」 |
03:02:51 |
Chun |
「自分で書きなさい」 |
03:02:52 |
Son |
「どうやって自分を書くのですか?」 |
03:02:55 |
Chun |
「どうだろうと私は気にしない」 |
03:02:58 |
Chun |
「もし私が自分の手で自分について書いたら、自分の文章のチェックを間違うね」 |
03:03:14 |
015 VHF |
「007」 10分後から飛び立っているボーイング747KA015から一定間隔を置き確認の呼び出しが入る。何分速いか遅いか連絡は入るが、レーダーによる飛行間隔と位置の注意がなぜか無い。KA015とKA007の距離が500km以上離れ過ぎていたため、気象レーダーに機影が映ず、又は雨雲でレーダーに映らない場合があるので、それを疑問に思わなかった。 |
03:03:19 |
Son |
「お先にどうぞ」KA015へ応答する。 |
03:03:21 |
Chun |
「何してる?」 |
03:03:24 |
Son |
「何ですか?」 |
03:03:26 |
Chun |
「何をしてる?と言ったが」 |
03:03:30 |
Son |
「キムさんが楽しませてくれている。雑談です」 |
03:03:38 |
Kim |
「そうか。ソウルに着いた後、これらの事を全部学んだ方がいいよ」 |
03:03:45 |
Chun |
「何を勉強しろって?勉強する事は無いよ。ところで、いい季節だ。秋だね。紅葉を見るために一日休みたいもんだね」 |
03:03:53 |
Kim |
「予約しなさい。予約」 |
03:03:56 |
Son |
「ソラク山へ時間を取って何故行かないんですか?」 |
03:04:04 |
Kim |
「なぜそうしないのですか?」 |
03:04:05 |
015 VHF |
我々より約3分速いか? KA015から無線が入る。 |
03:04:06 |
Son |
「そうです」 と、KA015へ返答する。 |
03:04:10 |
Son |
「あーあ(欠伸)」 |
03:04:20 |
Son |
NOKKAは182か25以上と見ています」 NOKKAとはアイヌ語で「岬の上」とか「原野の上」。北海道納沙布(ノサップ)沖南側100km付近の通過地点。 |
03:04:30 |
Son |
「あーあ(欠伸)」「25です」「我々は1829と見ています。1829」 |
03:04:35 |
Chun |
「1分遅れ、1分4分速い。それは25だ」 |
03:04:41 |
Chun |
「もし、それより早くしたいなら、非常に複雑な習慣になるでしょう。ゆっくり、ゆっくり、それは複雑だ」 上昇中の操縦方法について言っている。 |
03:04:55 |
Son |
「フムフム。我々は現在予期せぬ追い風を得ている」 |
03:04:59 |
Chun |
「どのくらいだ?どのくらいだ?そしてどの方向だ?」 |
03:05:02 |
Son |
「206」20,600フィート6,280mまで上昇中 |
03:05:04 |
Chun |
「何ノットか彼に聞いてくれ?」 |
03:05:06 |
Son |
「35ノットです」 |
03:0507 |
Chun |
「それでどっちだ。どっち?」 |
03:05:12 |
Son |
「040,040」 |
03:05:15 |
Chun |
「30度? 30ノット?」 |
03:05:18 |
Son |
「30度。ウム、40度方向。35ノットです」 |
03:05:23 |
007 VHF 3 |
「あー!あまり多すぎる。風頭までまだ行っていない。風頭は215度。15ノットだ」 |
03:05:32 |
Son |
「そうですか? しかし、飛行風の向きに従うと360度15ノットです」 |
03:05:40 |
Son |
「我々はこれが好きかも知れない」 |
03:05:47 |
Son |
欠伸の音 |
03:05:51 |
Son |
欠伸の音 |
03:05:52 |
F/D |
「これをする理由は」 |
03:05:55 |
Chun |
「彼は我々より前か?」 操縦席の前を迎撃戦闘機が通過して行くの見ていたと思われる。 |
03:05:57 |
Chun |
「彼は我々の前か?」 Su-15であれば時速2,000km以上。最新のMiGであれば、時速3,000km。この時のボーイング747は、上昇速度時速400kmしか出なかった。前方を過ぎる迎撃戦闘機はライトしか点灯していず形が見えない。 |
03:05:58 |
F/D |
... |
03:06:06 |
F/D |
... |
03:06:32 |
F/D |
コクピットドアの開く音 |
03:07:28 |
Chun |
「もっと速くしなさい。015は29と我々にとってノッカと同じだ。もっと速く!」 |
03:07:43 |
Son |
「あいつらは何故あんなに急いでいるんですか?」 |
03:07:46 |
Chun |
「奴らは追い風を待っている。」 |
03:07:47 |
Son |
「何ですか?」 |
03:07:48 |
Chun |
「奴らは追い風を待っている。35ノット」 |
03:07:49 |
Chun |
「おっ!おっ!」
Su-15TMが追い越しながら右側から操縦席前を旋回し、後続の戦闘機(Mig-23)もKAL007の操縦席の前で旋回したのを見ていた。ジェット気流の追い風に乗ろうしていたと考え、それが警告誘導かどうははっきりしなかった。「彼ら」と複数形を使っている。
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03:07:52 |
F/D |
... |
03:08:32 |
F/D |
コクピットのドアの音 |
03:08:36 |
015 VHF |
「007」 KA015からの連絡 |
03:08:37 |
007 VHF 3 |
「お先にどうぞ」 KA015に追い越されるということになるが、コースが異なり、KA015との距離がはっきりしていない。
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03:08:42 |
Chun |
「350レベルまで上がれるか?(350は35,000フィート10,668m)」KAL007は上昇しようとしていた。 |
03:08:46 |
Son |
「確かにできます」 |
03:08:48 |
015 VHF |
「わかった。370を希望する」 |
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「了解」 上昇し始める。上昇するうちどんどん遅くなる。 |
03:08:57 |
015 HF |
東京管制塔 大韓航空015 KA015が東京管制塔へ連絡している。 |
03:09:04 |
TOKYO HF |
「東京管制官を呼びます。どうぞ」 |
03:09:06 |
015 HF |
大韓航空015 現在350への上昇を希望します。飛行レベル370以上です。 KA015の連絡 |
03:09:14 |
TOKYO HF |
東京管制塔 スタンバイ BY CALL YOU BACK |
03:09:17 |
015 HF |
「了解。スタンバイだ」 |
03:11:27 |
F/D |
「私は航空内に両替所があるということを聞いた事があった」 |
03:11:30 |
F/D |
「航空内で両替?どんなお金?」 |
03:11:33 |
F/D |
「ドルを韓国のお金に」 |
18:11:36 |
F/D |
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03:11:39 |
F/D |
「ドメスティク・ビルでもまた両替できる」 |
03:11:40 |
F/D |
「どこの国のだ?」 |
03:11:41 |
F/D |
「それはドメスティック・ビル内のチョ・ハン銀行です」 |
03:11:43 |
F/D |
「チョ・ハン銀行で変えられる?」 |
0311:44 |
F/D |
「ええ、そのドメスティック・ビル内以外には場所がありません」 |
03:11:49 |
F/D |
「もし、あなたがドメスティク・ビル内のチョ・ハンバンクに行きたいなら、何のお金を両替したい?ドルを韓国のお金にであればいいが」
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03:11:55 |
F/D |
「そうです」 |
03:11:57 |
F/D |
「それもまたドメスティク・ビルの中にある」 |
03:11:59 |
F/D |
「朝9時に開く。朝10時に両替できる」 |
03:12:01 |
F/D |
「9時30分かも知れない」 |
03:13:28 |
F/D |
解読不可 |
03:14:30 |
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呼び出し装置の音 |
03:14:35 |
015 HF |
「大韓航空015の呼び出しは既に行った」 KA007はKA015と10分違いで飛行していた。 |
03:14:39 |
TOKYO HF |
大韓航空015
感度良好 東京ATC 感度良好 KA5は上昇し、フライトレベル370まで達したという報告が届いた。 |
| 015 HF |
...感度良好 ... 370(37,000フィート)まで上昇する。現在350を通過という報告が届いた。 |
03:14:57 |
TOKYO HF |
東京。 |
03:14:59 |
007 HF 1 |
東京管制塔
KA007 |
03:15:03 |
TOKYO HF |
KA007東京 |
03:15:07 |
007 HF 1 |
「KA007は350へ上昇する事を希望する」 |
03:15:13 |
TOKYO HF |
350を希望するって?東京管制塔からKA007へ連絡。 |
03:15:15 |
007 HF 1 |
「それでいい。KA007は現在330に達した」 と東京管制塔へ連絡。 |
03:15:19 |
TOKYO HF |
「了解。スタンバイ」 |
| 007 HF 1 |
「了解」 KA007が東京管制塔へ連絡。 |
03:15:21 |
Son |
「だめだ!この無線感度は非常に悪い」 |