貨物とトランクは何処に

貨物とトランクは何処に Boeing 747-400F 海底に沈んだKAL007の残骸付近には、貨物室にあったコンテナとその中の多くの荷物や郵便物、450個の乗客のトランクも無く、機内座席に運ばれた荷物しか残っていなかった。 機長の判断としては、貴重品と起爆物が積ま…

KAL007事故後の作業(5)

KAL007事故後の作業(その5) ボーイング747-300の離陸 <KAL007フライト事故情況の真実> ブラックボックスのテープ内容からKAL007事故情況の事実がはっきりする。 9月1日3時00分 3人のパイロットたちは既に起きていた。「秋には1日休んでソラク山へ紅葉で…

KAL007事故後の作業(4)

KAL007事故後の作業(その4) ボーイング機の機体下部の破片は流されずに海底に沈み、細かな肉片や軽い荷物は潮流に流されるため、1時間2時間すると何キロメートルも離れ、場所が別々になる事は明らかだった。 KAL007機内に残された特定できる遺体を運んだ後…

KAL007事故後の作業(3)

KAL007事故後の作業(その3) ミハイル・ミルチンク号(The Mikhail Merchink)はモネロン島北26kmの所でKAL007の回収作業をしていたのは事実として記録されている。潜水艇2隻とダイバーたちによって19箇所で潜水作業を行っていた。スウェーデン製石油掘削船…

KAL007事故後の作業(2)

KAL007事故後の作業(その2) ソ連側から出動した救助隊ヘリコプターと同機種Mi-8 1991年ソ連新聞イズベスチア調査取材によるオブザーバー(観察者)の話で、「事故現場の天候はほとんど晴れ、くっきりした空、青色の緑色の水域、嵐なしの秋だった」とある。…

KAL007事故後の作業(1)

KAL007事故後の作業(その1) サハリン西側モネロン島北方26kmの海上でKAL007が大爆発した夜明け前のJST3時45分ごろ、その付近の海上にいた一隻のボートが走り出した。ボーイングの低空飛行とその海上爆発を目撃していたひとりのロシア人男性だった。爆発を…

KAL007完全に破壊された理由

KAL007完全に破壊された理由 MONERON ISLAND MAP:KAL007 explosion spot 46"27N, 141-13E, present spot 141-20E,46"35N KAL007の機体は、モネロン島北方約24kmの海底から引き上げられ、ほぼ完全な状態で海面に浮かばせたられた。それを韓国・米国・日本を…

落下した乗員乗客KAL007

落下した乗員乗客KAL007 UTC:1983.8.31.18:00 JST:1983.9.1.3:00 Himawari2 1983年9月1日は、タタール海モネロン島北側上空に周りより厚い雲が約50kmの幅でシベリアから北海道北側(北東から南西)へ流れていた。モネロン島北側上空の雲は、4,000mから500m。…

1983年8月31日の気象状況

1983年8月31日の気象状況 <静止衛星Himawari2/GMS-2による画像> UTC1983.08.31.12:00 JST1983.08.31.21:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.08.31.16:00 JST1983.09.01.00:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.08.31.19:00 JST1983.09.01.03:00 Himawari2/GMS-2 UTC1983.8…

海の底のKAL007残骸と乗客

海の底のKAL007残骸と乗客 KAL007が爆発した1983年9月1日、6隻のソ連海軍艦艇と1日平均32隻のソ連船が事故現場領海付近に出動していた。ソ連以外の国々の船からは、KAL007の事故の規模と状態が解らず、様々な未確認情報が流された。9月3日ごろまで、事故原因…

アナトリ・コルヌコフ極東司令官

アナトリ・コルヌコフ極東司令官 ソ連防空軍側で公表した文書(1993年ICAO報告書)によると、Su-15TMのミサイルが命中した後、GMT世界標準時間18時28分(日本時間3時28分)、その標的KAL007は北へ向かった。標的は、8分後5000mまで降下し、モネロン島上空で2回…

KAL007の爆発と千鳥丸船員

KAL007の爆発と千鳥丸船員 夜明け前にモネロン島北27km〜30km、サハリン西沿岸から約50km沖で操業していたイカ釣船第58千鳥丸(Chidori-maru)は、けたたましい音をたてながら頭をかすめるほど低空飛行だったボーイング機が、モネロン島(海馬島)北側沖(北緯…

「KAL007事故原因」←2014/02/10

KAL007事故原因>ENGLISH 1983年8月31日、アンカレッジ空港は夕方から夜にかけて曇り。アンカレッジの過去のお天気データーでは、だいたい曇り。 JST:1983.9.1.3時10分00秒 観測地点北海道-青森:半月,下弦の月,月齢22.952,輝面比46.936% UTC1983.08.31.16:00…

KAL007事件で残された公訴問題

KAL007事件で残された公訴問題 KAL007の事件で信憑性のある言葉は、第58千鳥丸(Chidori-maru)船員の目撃とゲンナジー・オシポビッチ(Gennadie Osipovich)防空軍少佐のいくつかの解説のみで、被害者親族による損害賠償請求権と生命補償に関する問題が残さ…

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐(2)

Boeing747 The descent after the rise of 43 seconds, the flying distance:10km per 60 seconds with 600km/h 領空侵犯の証拠問題 領空侵犯時に、国際的に共通している無線周波数で警告を発しなかったと言う大韓航空機側と、ソ連防空軍パイロットが言って…

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐(1)

ゲンナジー・オシポビッチ防空軍少佐 「1983年、アメリカ人は我々の領域内での調査回数を増やしました。極東ソ連防空軍は、それに反応する事を強いられました。特にRC-135を憎みました。RC-135は国境沿いに飛び、レーダー信号を集めたり、地上ステーションの…

モネロン島北30km漁火の灯り

モネロン島北30km漁火の灯り 10km沖の漁火 2009.8.12.19:45/青白い漁火は4〜5人乗り10t前後のイカ釣り船。黄色い漁火は、10km離れると蛍の光程度で1〜2人用。この日は、唐桑沖で21隻中3隻が約5倍明るい高輝度ライトを使用していた。 夏のイカ釣船は少なく、…

大韓航空機撃墜事件KAL007の真相と服部次夫(Tsugio Hattori)

大韓航空機撃墜事件KAL007の真相と服部次夫(Tsugio Hattori) Boeing747-200 sheets and fire extinguishers 1975〜1985年1F座席と消火器 服部次夫のスタジオに中沢建志が宿泊し、時間のある時に夜のマンハッタンの珍しい店や場所を案内してもらった中沢が…

中沢建志Takesi Nakazawa(1958-1983.9.1)

中沢建志Takesi Nakazawa(1958-1983.9.1) 25 才, 1982年12月28日 中沢建志は、1958年、神奈川県で生まれた。彼は、16才から東京池袋のすいどーばた美術学院夜間部に通っていた。東京芸術大学を受験するため、そこで木炭デッサンや油彩画を学んだ。中沢は実…

True color and fales color of Mars

NASA/JPL-Caltech/Mars Exploration RoverSprit,15 Feb 2008(False color) A false color is not a meaning of the wrong color. This place can be understood that there is not it from the anomalism of the ripple of black iron sand of the middle …

火星の真の色と偽の色

NASA/JPL-Caltech/Mars Exploration RoverSprit,15 Feb 2008(False color) False colorというのは、間違った色という事ではない。この場所が、コンピュータ・グラフィックスで描かれたものでないということは、真中の黒い砂鉄の波紋の変則性や転がっている…

火星の熱水鉱床

3D-CGコンピュータ・グラフィックス静止画像 菱鉄鉱FeCO3の粉で覆われたsilica stone SiCO2 水蒸気爆発によって熱湯が流れ、窪んだ跡の下に、熱水鉱床が残っていると考えることもできる。地底湖や地下水、地下空洞があれば、砂地獄もある。ボーリング場所は…

Silica and snow (frost)of Mars

Martian phenomenon 3D-CG by Junpei Sato, 22 July 2009 Silica sand (SiCO2)and snow fall The sand of heavy iron oxide and the sparry iron(siderite FeCO3) pile up first after a large-scale storm with which the southern hemisphere is cover…

火星のシリカと雪(霜)

Martian phenomenon 3D-CG by Junpei Sato, 22 July 2009 シリカ(二酸化ケイ素SiCO2)と降雪 火星年で毎年1〜2回、南半球を覆う大規模な嵐が止んだ後、重い酸化鉄や菱鉄鉱の砂が最初に堆積する。しばらくの間、軽いシリカ(比重2.2)で南半球が覆われ、その…

Discoveries of Mars Pathfinder Rover

NASA/JPL/Mars Exploration Rover Spirit, 18 Dec 2004 Phosphorus is found on Mars, 18 December 2004. After Rover analyzed the extraction from a surface of bluish rock, it was revealed to include phosphorus so much. The red iron Fe2O3 is oran…

火星探査機ローバーの発見

NASA/JPL/Mars Exploration Rover Spirit, 18 Dec 2004 2004年12月18日、火星でリン(Phosphorus)が発見される。少し青味がかった岩の表面からローバーが採取分析した結果、リンが多く含まれていると判明した。ローバーの解析によるものではないが、火星の…

火星に存在する鉱石

赤鉄鉱Fe2O3 オーストラリア産 酸化第一鉄FeO、酸化第二鉄Fe2O3、磁鉄鉱Fe3O4、渇鉄鉱Fe2O3・nH2Oの他、黒色の針鉄鉱FeO(OH)、黄褐色の菱(りょう)鉄鉱FeCO3などが火星表面の主な岩石と砂。上記酸化鉄は岩石としては存在し得るが、大嵐で巻き上げられた砂鉄…

The marvel of martian craters

This picture was taken by the High Resolution Stereo Camera(the camera HRSC has been built for the Russian space mission Mars'96)onboard Mars Express Orbiter of European Space Agency on 19 January 2004. This caldera has a diameter of 30 …

火星クレーターの驚異

この写真は2004年1月19日、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エキスプレス・オービターに搭載されたHRSCカメラによって撮影された。カルデラの直径30km、深さ3km。火山の直径が160km、高さ4.5km。 火星火山内のカルデラがこのように深いのは、ドライアイスや氷の…

火星にエメラルドがある可能性

エメラルド原石 幅17mm 天然ブラジル産 Be3Al2Si6O18のエメラルドは、ベリリウムとアルミニウムがシリカと混ざれば火星にもある可能性が無い訳ではない。可能性としては少ない。溶岩外側の鉄鉱石やカンラン岩が多ければ、カンラン石結晶が緑色の岩石に見える…